サドルの圧迫で「自転車ED」に?
半面、あまりに長時間にわたって乗り過ぎると、勃起に必要な血管や神経などが通っている陰部や股の下がサドルで圧迫されるため、陰茎への血液循環が損なわれて「器質性ED」を招く恐れがあるという指摘があります。 自転車には颯爽と乗れるのに、ベッドの上では・・・ 自転車には颯爽と乗れるのに、ベッドの上では・・・代表的な「器質性ED」は、高血圧、糖尿病、男性ホルモン低下、老化、前立腺手術後、下半身麻痺などが原因となるEDですが、いずれも、動脈硬化などの血管障害や神経の障害により、物理的に勃起のメカニズムが阻害されることにより起こります。「自転車ED」も、その一種といえるわけです。
特に、最近流行のスポーツタイプの自転車では前傾姿勢が強いため、より勃起にかかわる神経や血管を圧迫するようです。更にサドルが細いことも強い圧迫を助長します。
マウンテンバイクなどのオフロードタイプの場合は、ジャンプなどの強い衝撃によって血管が切れてしまいEDになったと言う症例も報告されています。また、男性だけでなく女性にとっても会陰部の擦過傷などに注意が必要です。
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